心に響いた名言まとめ【ミステリと言う勿れ:名言】

漫画・アニメ

累計発行部数1400万部を突破している
人気漫画「ミステリと言う勿れ」(小学館)。

2022年1月にドラマ化、
2023年9月には映画化され
ますます人気に拍車がかかっています。

漫画のジャンルはミステリー。
作中に起こる事件を主人公である
久能整(くのう ととのう)が解決していく
ストーリーです。

ストーリー概要だけを聞くと
よくある謎解き漫画の気がしますが

この作品の魅力は
謎解きや犯人探しにはありません。

謎解きの過程に繰り出す
主人公の久能整のおしゃべりが
最大の魅力
だと思っています。

時には物語の謎解きを忘れて
久能整の話に惹きつけられてしまうことも。

今回はそのおしゃべりの中から
特に心に響いたものをご紹介していきます!

久能整

「ゴミ捨て……、どこからですか」

第1巻から。

オレだってゴミ捨てしてるし、
家事に協力してる! と
豪語した男性に向けて放った一言。

どこから…?
本当に問われたとしたら一瞬「ん?」って
考えてしまう人も多いんじゃないでしょうか。

家の中に幾つゴミ箱があるか把握し、
地域のゴミ出しルールに合わせて分別をし、
ゴミを出しやすいように一つにまとめて、
ゴミ袋が無くなりそうだったら補充をする。

数年前から言われるようになった
“名もなき家事”の部分。

この部分が一番めんどくさくて大変なのに、
まとめられたゴミ袋を出すだけで
家事をしてるから感謝しろって言うんですか?

学生の頃、
まさにゴミ出し=ゴミ袋を運ぶ
と言う考えだったので、

過去の自分を思い返して反省した台詞です。


「あなたは違う生き物だから、違う生き物でいてください」

第1巻から。

男社会で働くなかで、
周囲に混ざれず自分の立ち位置が
わからなくなった女性刑事との
会話で出てきた台詞です。

「自分の存在意義ってなんですか?」
と詰め寄る女性に

「おじさんたちが悪いことをしないように
見張る位置」と語った久能整。

権力サイドのおじさんたちが
悪いことをするときは集団で行う。

徒党を組んで悪いことができないように
違う生き物として見張ればいいと。

集団のなかで外されたり浮いたりするのは
とても怖いことですが、

周囲の言葉や流れに身を委ねてしまうのではなく
誤ったことをしていないか
その場にいながら離れた立ち位置で
観察することが
存在意義と言える見方が良い。

女性や男性という言い方ではなく
“違う生き物”と表現しているのも
割り切っていて好きなポイントです。

「真実は人の数だけあるんですよ」「でも、事実は一つです」

第1巻から。

この話の冒頭の台詞が
「え? ええ?」
「真実が一つだなんて台詞を
本当に使う人がいるなんて」

っていうのが
「真実はいつも一つ!」
でお馴染みのコナンくんを思い出して
思わずニヤニヤしました。

喧嘩売ってますね。

ここの例え話も面白く、
「AにはAの真実があり、
BにはBの真実がある」
「AもBも嘘をついていなくても、
話が食い違うことが起こり得る」
の説得力がすごかったです。

日常の些細なすれ違いは勿論、
いじめの認識や戦争にも当てはまる話では
ないでしょうか。

「メジャーリーガーは子供の成長に立ち会うことを父親の権利だと思い、日本側の解説者たちは義務だと思っている」

第1巻から。

このメジャーリーガーの話は
完全に初耳で驚きました。

実際の真偽は不明ですが
子供の行事やお祝いに参加するために
仕事を率先して休むって素敵ですよね。

同じ休むにしても
親だから仕方ないと嫌々休むのか、
子供の晴れ姿を観れると嬉々として休むのか

心情は些細な言動で透けて見えたりします

そして子供はそれをしっかり見てるし、
大きくなっても覚えていたりする。

整くんが話の最後に付け加えた
子供が親の関心が欲しいからと反抗するのは
ドラマの中だけの話で、
実際はただ無関心になっていくだけ

その場で反応が返ってくるのではなく、
遠く過ぎ去ったあとに言動の積み重ねが
返ってきてしまう

というのも心当たりでドキッとしました。

「子供って乾く前のセメントみたいなんですって。落としたものの形が、そのまま跡になって、残るんですよ」

第2巻から。

子供の柔軟性をスポンジに例えるのは
よく聞きますが、
セメントはこの漫画で初めてきいたので
驚きました。

とても秀逸だと思います。

生活を送る上で、
目にしないことはないセメント。

よく知る冷たさや硬さ、
無機質な物を子供の例えに使うことで
無情さがより引き立ちます。

何よりセメントの跡って
絶対にキレイじゃないことが想像できる。

落とされた衝撃で飛び散って、
冷えて固まる途中で歪にヒビが入っていき、

一度固まって形が決まってしまうと、
修正が容易くできない。

残酷性を表す上で、
この上なく適切でわかりやすい表現。

作中で度々出てきて
最後には救いの台詞として使われているので
ぜひ見て欲しい場面
でもあります

ちょうど映画化されているエピソードなので、
漫画見ていない人におすすめです。

「子供はバカじゃないです。自分が子供の頃バカでしたか?」

第3巻から。

子供に母親の行動を探らせようとした男性に
スパイのような真似をさせるな
と注意した整くんに対して

子供だから、そんなことわからない
と言った男性に向けて放った台詞。

大人になるにつれて忘れていきますが、
自分が子供の頃を思い返すと
大人たちの事情や常識がわからずとも

顔色を伺って親の機嫌を察したり
周りの子供が怒られているのを見て
同じことをしないようにしたり

わからないなりに
考えて行動していたと思います。

そしてそれを覚えていて、
後であれってあの意味だったんだって
理解することも。

そしてこの台詞を言われた男性が
後の場面で母親の悪口を言ってしまった際
「違うよ」「本当は思ってないよ」と

子供に訂正するシーンはほっこりします。

「もし家にいて家事と子育てをすることが、本当に簡単で楽なことだったら、もっと男性がやりたがると思う」

第3巻から。

専業主婦って楽で良いよね
という風潮に対してのアンサーですね。

でも個人的な考えとして
古いのかもしれませんが
専業主婦が楽って言うような男性は

仕事は男の俺にしかできない!
みたいなプライドを強く持っているような
気がします。

ただ単に、簡単で楽で誰にもできそうだから
俺はやらない。みたいな。

偏見でしょうか。

「あなたが、目の前の人がどんな顔をしてるかに気づいていないからです」

第3巻から。

これとても好きな台詞です。

お前にとってこれが幸せなんだ
と価値観を押し付けてきた男性に向かって
整くんが話しかけ、

男性になぜわたしに説教しているのかな?
と聞かれた際に出てきた台詞。

会社で受ける理不尽なパワハラ
学校の陰湿ないじめ
親戚からの細やかな小言

あなたの為に言っているんだよ
と善意の皮を被せて吐いてくる人に
共通すると思います。

他者を踏みつける優越感に浸って
目の前の人のことをスルーする。

せめて自分がそうならないように
気をつけたいなあと思った台詞です。

「あなたたちの牙もみんな知らなかった」

第4巻から。

事件の黒幕に向けて言った台詞で、
カバは自分の歯の本来の形を知らない
の話を引用して出てきたものです。

黒幕が自身の異常性に気づいていなことを
遠回しに指摘しています。

ここで引用されている
「犯罪とは人の努力が裏側に出ているのだ」

も確かにと納得してしまいました。

「大丈夫ですかってきいちゃダメなんですって」「どうしましたかってきくといいそうです」

第4巻から。

雨の中ぼんやりとしている男性を見つけて
整くんが言った台詞。

大丈夫ですか? と聞かれると
大半の人は大丈夫と返してしまうから
どうしましたか? と聞くと良い。

そうだなあとよくわかります。

大丈夫? って聞かれると
答えにすごく迷うんですよね。

何に対して大丈夫って聞いてるか
わからなくて。

結局言語化できなくて
大丈夫ですって答えてしまいます。

犬堂我路

「オレはせいぜい怒ろうと思います。どうぞあなたも」

第2巻から。

怒り方がわからない人は
何が正しいかもわからない

だから、
わからないなりに怒ってしまえばいい

この後のストーリーを考えると
重い覚悟を感じる台詞で印象に残っています。

どうぞあなたもが
優しくて好きなポイントです。

まとめ

ミステリと言う勿れで出てきた
いいなと思った名言集。

いかがでしたか?

今後も少しずつ更新予定なので
良かったらまた覗いてください!

以上、旭でした。



コメント

  1. 山城守 より:

    「真実は人の数だけあるんですよ」
    これは嘘です。真実は一つです。でも「事実認識」は人の数だけ存在します。そして、彼我の事実認識を「真実である」と立証できないことがよくあります。だから互いに「私の「事実認識」が真実だ。」と主張して論争が起きるんです。
    尤も、これだけなら彼我の事実認識について決定的な証拠が出てきたらその時点で論争が終わるのですが、中には決定的証拠が出てきても「私の「事実認識」が真実だ。」と主張し続ける頭の可笑しい人が希に存在し、これが事態をややこしくします。

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